熱傷(やけど)
形成外科・皮膚科・内科・外科
高知市升形5-33
Tell:088-822-7168


治療について
 
  当院のやけどの治療は年間1600~2000例であり、
  日本でも有数の症例数です。
  患者さんは高知県内だけでなく他府県からも来院されます。



  熱傷治療で最も大事な事

    1.乾燥させない
  2.”きず”を下げない



  熱傷治療で最も大事な事は、創を乾燥させないことです。
  この方法は70年余り前(※)からかわりません。
  次に大事なことは患部を下げないことです。(患肢挙上、うっ血させない)
  この二点は最も大事にしている治療方針です。
  (※)昭和20年の大空襲のとき、被災した多くの熱傷患者が高知市から歩いて
     伊野見元病院を受診したそうです。治療の基本はこの時となんら変わりません。



処置について
  処置技術は治療結果に大きな影響を与えます。
  当院はゴムの入った包帯を使いません。傷によくないと考えています。

 
処置技術が重要です

治療例

油と熱湯による熱傷
 →  →
 

熱湯による熱傷
 
包帯法
 
 爆発による熱傷

 包帯法
 
 ホットプレートによる熱傷
 
 副木による創の保護と固定
 
 火による熱傷
 熱傷が深いため
 疎血状態(白っぽい)
 疎血状態
 
 
水疱は切除しない事が大事
 
上皮化終了
機能的には問題ありません
 
 
 爆発による熱傷  受傷時
 分泌物が付着した状態
 分泌物の膜(防禦膜)を
 失うので、洗浄はしない
 
 
 乳幼児で危険な高熱蒸気熱傷
炊飯器の蒸気



 手術

 術後
 


 
 
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