1.衣服を脱ぐ
熱湯やてんぷら油等の熱性液体が衣服の上からかかった場合、
できるだけ早く衣服を脱ぐことが大事です。
冷すことを優先するあまり、衣服を脱ぐことが遅れれば、
熱の作用時間が長くなり、より深いやけどになります。
2.冷す
いろいろな意見がありますが水で15分~30分ぐらい
冷却すればよいと考えています。冷しすぎもよくありません。
◇ 水疱は破らない方がよいのですか?
初期には破りません。水疱蓋が水疱下の組織を護っているからです。
感染などの変化があれば水疱蓋を取り除きます。
◇ 冷した後はどうすればいいですか?
患部がこすれない、乾燥させない様にビニールで保護して、
医療施設を受診されるとよいでしょう。
◇ 熱傷の深さ、痛みとの関係は?
熱傷の深さと痛みは相関しません。
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